どんな言葉を言われて育ったかは、すごく思考に影響を与えると思いました。
自分は自分 親は親
我が家は褒められなかったことからもわかるように、お互いけなし合っていました。
仲が悪かったというわけでもなく、それが愛情表現みたいなところがあったのです。
親しいからこそディすることができる、みたいな。
地域性もあると思います。
なので、うちの親も私の子どもに向かって、「〇〇はおバカさんだもんね~」とかいうことが多く、初めは愛情表現と思って気にしていなかったのですが、私もだんだん褒める子育てができるようになってきていたので、けなされるのがすごく嫌に感じるようになりました。
そこで、思い切って親に伝えました。
「おバカさんおバカさんていうからおバカさんになるんだよ。おりこうさんおりこうさんて育てれば、おりこうさんになるんだよ」と。
親はハッとしたようでした。
悪気はなかったのでしょうね。
昔は身内を褒めるなんてみっともないと思われていたのでしょうから、親を責めるわけにもいきません。
でも、親の言いなりになんてならなくていいんだなと、少し気が楽になった瞬間でした。
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